お湯が出なくなった!故障した!交換しなきゃ!そう慌ててしまう前に確認する点がいくつかございます。
お湯が出ない、故障以外の原因
ガスの開栓
まずはガス給湯器で取り付けてから間もない場合、ガスの開栓手続きが行われているかをチェックしてください。
いたずらでガスボンベのバルブが閉められている事もあります。
安全装置による遮断
長時間ガスを使ったり震度4以上の揺れが発生したりと異常を感知したマイコンメーターが安全装置を作動させガスを遮断していることもございます。プロパンガスをご使用の場合、ガス切れしていないか確認しましょう。
またガスが少なくなるとガスコンロ程度なら着火しても、給湯器に必要なガス量が確保できていない場合があります。
電気系統の確認
単純に給湯器の電源コードが抜けていることもありますので、リモコンの電源がついていない場合は電源コードを繋げてください。また電気版でブレーカーが落ちていないかどうかも確認します。
配管の凍結
次にお湯が出なくなる原因として多いのが、冬場に起こる給湯配管の凍結です。給湯器管の中には残り水があり、冬場はその水が凍結してしまい水の流れを止めてしまいます。もし凍結してしまった場合は自然解凍を待つのが良いです。
また凍結を予防するにはまずガス給湯器の運転スイッチを切るかガス栓をしっかりと閉めておきます。浴槽の栓を開き太さ約4mm程度の水を流したままにします。溜めた水は洗濯などに再利用してください。寒冷地では給水・給水配管の電気保温対策などをすることが最善策です。
それでもお湯が出ない時は業者へ相談
- 電源コードがささっている
- 給湯器の電源ははいっている
- ガスコンロは作動している(ガスが止まっていない)
- お風呂やキッチン・洗面所の蛇口全てからお湯が出ない
- 凍結はみられない
- プロパンガスは十分にある
- 前日に大雨や地震などなく、安全装置も作動していない
それでもお湯が出ない症状は、給湯器の故障が原因として色濃いので、給湯器メーカーまたはガス会社・水道屋などに連絡をとり、修理・交換を行ってください。